アクティベーションの方法
Acon Digital Equalizeは、独自の機能と優れたワークフロー、直感的なユーザーインターフェイスを兼ね備えたパラメトリック・イコライザー・プラグインです。他のイコライザーとは異なり、中心周波数、ゲイン、帯域幅だけでなく、各帯域のフィルタースロープも自由に調整することが可能です。フィルタースロープは、3dBから超シャープな120dB/オクターブまで自由に設定できます。もちろん、最小位相モードではレイテンシーゼロ、リニア位相モードでは位相関係を維持したまま、Equalizeをプラグインとして運用することができます。しかし、Equalizeはさらに一歩進んで、位相関係を可能な限り維持しながらレイテンシーを5~120ミリ秒の範囲で自由に設定できる独自のミックスフェイズモードを導入しています。これにより、リニアフェイズフィルタリングでよく問題となるプリリンギングアーチファクトの可能性を独自にコントロールすることができます。20ミリ秒以下のレイテンシー値は、可聴周波数範囲にわたるタイムアライメントを維持しながら、人間の聴覚の時間的マスキングによってプリリンギングが確実にマスクされるようにします。
使い勝手の良いユーザーインターフェースにも配慮しました。帯域幅やフィルタースロープなど、周波数応答のグラフィック表示で直接ハンドルを使ってバンドパラメーターを調整することができます。柔軟なリアルタイムアナライザーにより、処理のあらゆる側面をモニターすることができます。また、各帯域の処理をフル、ミッド、サイド、レフト、ライトチャンネルに簡単に切り替えることができ、Equalizeはオーディオ信号を自動的に内部ルーティングし、最高の結果と最小のレイテンシーを確保します。
特徴
- 8種類のバンドフィルター(ローカット、ローシェルフ、ピーク、ティルト、バンドパス、ノッチ、ハイシェルフ、ハイカット
- 最大12個の独立したバンド
- ゲイン、周波数、帯域幅、レゾナンス、フィルター・スロープを自由に調整可能
- 3種類の位相モード(レイテンシーを調整可能なミックスフェーズモードを含む
- 各バンドごとにチャンネル・モードを選択可能(ミッド、サイド、レフト、ライト、フル・プロセッシング)